FXのチャートの見方

仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か

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じっちゃまライブ

じっちゃまライブ2021年10月16日 液化天然ガスタンカー、石油精製品タンカー市場について

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じっちゃま(広瀬隆雄さん)パート

マーケット全体について

具体的には FANG ダイヤモンドバックエナジー 、 PXD パイオニアナショナルリソーセズ 、AR アンテロリソース、BP、FLNG フレックスLNG、TRMD トーム

シェールで天然ガスを生産している銘柄はいくつかあるが、最大手はEQT、2番目がXOM エクソンモービル、3番目がSWN サウスウエスタンエナジー、4番目がAR アンテロリソースと、規模として大きくはないが、チャートがなぜ一番いいかというと、それはヘッジ。将来の生産分を先物で同ヘッジしているか。そのヘッジストラクチャーがアンテロが一番ヘッジが少なくて目先の天然ガス価格のアップサイドを最も享受しやすいという理由で買われている。

LNGのマーケットについて

石油精製品タンカー

そしてアメリカ、ヨーロッパ、日本とかの消費地にある製油所で原油を精製してガソリンにしたりジェット燃料にしたり、化学製品にしたりしていた。しかし、not in my backyard うちの近所で生成してほしくない、という先進国のわがまま、美意識というか環境に良くない製油所なんかうちの町に来てほしくない、と例えばカリフォルニア州は慢性的に石油精製キャパシティが不足している。新規の製油所をカリフォルニア州では建てることができない。ガソリンなんかの精製後の完成品を他の州から輸入している形になっている。同様に日本でもヨーロッパでも老朽化した製油所はドンドンシャットダウンして取り壊して新規の製油所はもう建たない、製品を輸入するということがだんだん主流になっている。

しかしその製品タンカーの数は不足している。銘柄的にはTRMD トームがある。あとASC アードモアシッピングも製品にまつわる銘柄。多分一番いいのはTRMD トームだと思うが。

なぜ債務上限問題、エバーグランデ、インフレが解決していないのにマーケットは上を目指すか。

インドETF

TNP サコスエナジー、AR アンテロリソース、FLNG フレックスLNG 、HA ハワイアン航空、CCL カーニバル 原油高でもホールドでいい?

先週DAL デルタ航空の決算発表があって、デルタは石油精製工場を持っていたが今度分離して切り離した。ジェット燃料の悪影響についてQ&Aで結構質問が出ていた。悪影響があるかないかでいうと、HA ハワイアン航空やCCL カーニバルにはある。

たいちろ~さんの”晴耕雨読”

”やんぐもすといふBlogといふ物を、おぢさんもしてみむとてするなり”(土佐日記風) ということで、Blogを始めることにしました。 花と本、そして時々オタクな内容です。 ご縁がありましたら、ご一読のほどを! 仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か (Since 2008.11.24)

経済・政治・国際

バブル雑感、現場から見た”総量規制”について、かな(バブルと生きた男/水門)

ども、総量規制いっぱいにお金を借りたら返せそうにないおぢさん、たいちろ~です。
先日新聞を読んでたら”カードローン 地銀も総量規制”という記事が出てました(日経産業新聞 2017年9月27日)。ちょっと説明すると消費者金融などは、年収の1/3までしかお金を貸せない”総量規制”が貸金業法により決まっているのに対し、銀行は貸金業ではないのでこの規制の対象外。でもお金の融資先と低金利で困っている銀行がカードローンを推進しすぎると”過剰融資”になるとの批判があるため、自主的に年収比で1/2とか1/3とかに抑えようというもの。実際に年収の1/3も借りた日にゃ返すのはとっても大変なんですが・・・(*1)
金融庁は総量規制の銀行への適用に慎重だったが、それを覆す可能性が出てきたと。
てな感じの”総量規制”ですが、この言葉を聞いてある業界の中高年の方は昔もあったな~と思われたかも。
ということで、今回ご紹介するのはバブル時代に大蔵省に出向し”総量規制”に関わった元日銀マンによる本”バブルと生きた男”であります。

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【本】バブルと生きた男(植村修一、日本経済新聞出版社)
サブタイトルは”仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か 仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か ある日銀マンの記録”。バブル前夜の1979年に日本銀行に入行し、大蔵省銀行局への出向などでバブルの発生から崩壊とその後始末、さらにはリーマンショックまでを官僚として”当事者”だった男の”体験的バブル論”
【旅行】水門
河川や用水路などに作られた水の流れや量を制御する建造物。構造的にほとんど同じ”可動堰(せき)”というのがありますが、洪水時には門扉を閉めて堤防となるのが”水門”、逆に洪水時には門扉を開けてせき止めた水を流すのが”堰”なんだとか。まあ、洪水みたいなリスクを考えなきゃ気にするようなことではなさそうですが・・・

1985年 9月 ドル高是正の”プラザ合意
1986年 三大都市圏における地価、日経平均株価が上昇局面へ
1987年 2月 NTT株上場
1987年10月 史上最大規模の世界的株価大暴落”ブラックマンデー
1989年12月 日経平均株価の最高値 38,915円87銭
1990年 3月 大蔵省が金融機関に対し不動産融資の”総量規制”を通達
1990年12月 ”バブル経済”が新語・流行語大賞の流行語銀賞を受賞
1991年 5月 東京芝浦のウォーターフロントに”ジュリアナ東京”開店
1991年12月 ”総量規制”の解除
1992年 4月 半沢直樹が産業中央銀行に入行
1995年 1月 東京共同銀行設立(経営破綻した東京協和信組と安全信組の受け皿)
1995年12月 住宅金融専門会社処理に6,850億円の公的資金導入決定
1997年11月 北海道拓殖銀行と三洋証券が破綻山一証券自主廃
1998年 3月 仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か 21の銀行に1兆8千億円の公的資金注入
1998年10月 日本長期信用銀行が一時国有化
1998年12月 仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か 日本債券信用銀行が一時国有化
1999年 3月 15の銀行に7兆5千億円の公的資金注入

何を言いたいかというと、”バブル”と”バブル崩壊”って実態とイメージとでビミョ~にずれてるんですな。バブル景気というのは統計的には1986年12月から91年2月までの4年3ケ月(上記朝日新聞より)。始まり感がいつごろかというと1987年の”NTT株で一発儲けようぜ!”的なノリはあったかな~~(*2)
終わり感がいつからあったというとけっこう難しいんですぜ、これ。株のピークが89年12月(大納会)なんで、こっから下がりだしてはいるんですが、まだまだ”持ち直すんじゃね?!”的な期待感があって。90年の流行語で”バブル経済”ってでてくるってことは”もうすぐ弾ける”という危機感自体はあったんでしょうが、ユーフォリアの残照がまだまだ強かったような気がします。年表を見て意外感があるのがバブルのアイコンでもある”ジュリアナ東京(*3)”仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か のオープンも、花のバブル入行組の”半沢直樹”(*4)の入行も正確にはバブル景気終了後。
その後は株価も地下もどんどん下落して、95年の住専問題で混乱する国会あたりで”にっちもさっちもいかない感”が出て、大手金融機関の破綻が続出した97~8年の”どん底感”はまあ異論のないところかと。

前置きが長くなってすいません。”総量規制”の話です。総量規制ってのは土地の値段が上がり過ぎてまともな国民が家を買えない水準まで上昇しちゃったのを是正するためのものというのがお題目。”土地神話の打破”、”適正な地価水準の実現”、”適正かつ合理的な土地利用の確保”が目的。で、土地取引自体を規制するのではなく、資金の出し元である金融機関側でコントロールしようというもの。不動産業者、建設業者、ノンバンクの三業種に対し融資の伸び率を総貸出の増加以下に抑制するよう金融機関を規制する、つまり銀行から流れるお金の水門を閉めることで、川下にある不動産業者の活動を抑え込もうとしたわけです。感覚的にズレがあるとすれば、この規制は①元々国民の要請(と考えた政治家)に合わせたもの、②”地下を下げる”というより”仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か 適正化”するのが目的(当時、土地が下がるなんて発想じゃなかった)、③”貸してはいけない”とは言っていない(伸び率を他と同じぐらいに抑えろと言ってるだけ)。それと時期的には④株価がピークアウトした後で出されて、バブル崩壊でにっちもさっちも行かなくなるずっと前に解除されてること(といっても90年の1年間で株価は1万5千円下がってますが・・・)

者はこの総量規制に大蔵省へ出向してあれやこれや対応した人で、銀行局長のカバン持ちで国会対応の随行なんぞやってた、まさに現場の人です。本書によると当時の大蔵省は金融の量的規制は時代に逆行するもので慎重な姿勢だったそうですが、土地高騰で”庶民は家を持てない”、”これ以上格差が開くことはがまんできない”といった国民感情が政治問題化してやらざるを得なくなったと。導入直後に着任した筆者はこんどはこれを解除するのに四苦八苦するはめにことに。
元々大蔵省としては長くこの規制を続けるつもりはなかったようですが、あまりに効果がありすぎて関連業界からこんどは解除要請がくるんですが、実際に解除するにはするの理屈付けが必要で、その基準作りを筆者がやって、やっとこさ解除に至ると。つまり、大蔵省自身はもろ手を挙げてやりたかった政策でもないのに、あっちからはやれと言われ、こっちからは止めれと言われ、本来なら土地政策全体では金融はわき役のはずなのに主役を演じさせられた上、バブル失政の主犯扱いされれば、現場の人としてはぐちのひとつも出ようなもの。
本書でのぐち

後世、総量規制がバブル潰しの主犯であり、
その後の長い経済の低迷をもたらす失政だったとの論点がみられることに
私を含め当時の関係者は強い違和感をいだいています

本書は、大臣や官僚トップという意思決定を下す立場でもなく、評論家や記者といったアウサイダーでもない、まさに”現場”感覚で書かれてる点では多くのバブル本とは異色な感じでしょうか。官僚としての苦しい言い訳や反省なんかをこの本に期待するのは間違い。むしろ淡々と現場の中心にいた人の意見として読むのが良いかと。
最後に日銀で考査(*5)を担当した経験からの言葉

考査を通じて感じた、ジレンマというかパラドックスは
リスク管理のセンスがある人(組織)は、いわれなくてもわかる 仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か
一方、センスのない人(組織)は痛い目にあわないとわからない、というものです
そういう中での仕事としてのリスク管理のアドバイス
なかなか悩ましいものがありました

《脚注》
(*1)返すのはとっても大変なんですが・・・
仮に年収300万円(手取り)の人が1/3の100万円を借りたとして、年利がアッパーの14%、元利均等、月額返済(ボーナス払いなし)だとすると、だいたい
返済期間 総返済金額 月額返済金 年収対比
3年 123.0万円 3.4万円 13.7%
5年 139.6万円 2.3万円 9.3%
になります。年収を12ケ月になべると25万円なので、3年がかりで返すとなるとけっこうきついんじゃないかと
(*2)”NTT株で一発儲けようぜ!”的なノリはあったかな~~
会社の先輩に証券会社担当の人がいて、NTT株の購入希望申込書みたいなのを頼まれて書いた覚えがあります。抽選には当たったんですが、金も興味も(主に金が)なかったのでとっとと権利放棄しましたが、あんとき買ってたらきっと大損してたんじゃないかなぁ・・・
(*3)ジュリアナ東京
いまでもバブル系の番組で出てくる伝説のディスコワンレンボディコンのおねいさんがシュリ扇持ってお立ち台で踊りまくってるのって確かに分かりやすいアイコンです。ただ、オープンしていたのはバブルのピーク後の91年5月からどん底手前の94年8月。今にして思えば、話のタネに一回ぐらい行っといてもよかったなかぁ
(*4)花のバブル入行組の”半沢直樹”
テレビでも大ヒットした”半沢直樹”シリーズですが池井戸潤による小説の原作第一作は”オレたちバブル入行組”、第二作は”オレたち花のバブル組”。入行はバブル時代でもそのあとえらい目あってんでしょうねぇ
(*5)考査
日本銀行が取引先金融機関等に立ち入って調査を行うもの。本書によると経営実態の把握、リスク管理体制の検証、及び必要に応じて改善を促すことを通じて金融システムの安定性確保につなげようというものだそうです。似たようなのに金融庁(旧大蔵省)検査ってのがあって、これは”半沢直樹”で片岡愛之助が演じていた”黒崎駿一”がやってたの。

「ソロで生きる力」とは「精神的な自立」を意味するが、自立とは何者にも依存しないということではない(超ソロ社会/海街diary/ヒトリシズカ)

ども、夫婦と子供2人、有業者が世帯主1人だけという典型的な標準世帯(*1)のおぢさん、たいちろ~です。
人が結婚しようがしまいが、いくつで結婚しようが、子供を作ろうが作るまいが、結局それは個人の勝手で人様がどうこう言う話ではないはずです。いかにマクロ的(社会)に少子化がど~したとか、高齢化がこ~したといった議論があっても、ミクロ的(個人)に見ればそんなことは知ったこっちゃないはずなんですが、どうも人ってのは”標準幻想”から自由になるのは難しいのか、そこそこの年齢になってくると”既婚”と”未婚”というカテゴリ分けが出てきちゃいます。言ってるほうは善意でもあるんでしょうが、それだけにタチが悪い面も・・
ということで、今回ご紹介するのは今や次世代の標準になりつつある独身社会を扱った本”超ソロ社会”と読んで思い出した”海街diary”であります

写真はたいちろ~さんの撮影。向島百花園のヒトリシズカです

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【本】超ソロ社会(荒川和久、PHP新書)
サブタイトルは”「独身大国・日本」の衝撃”。
未婚化、非婚化、離婚率の上昇、配偶者との死別による高齢単身者の増加など、今後ますますソロ社会化する日本を分析した本。
【本】海街diary(吉田秋生、小学館)
父の死をきっかけに腹違いの姉”香田幸、佳乃、千佳”達とともに生活することになった中学生の”浅野すず”。鎌倉を舞台に繰り広げられる彼女と取り巻く人々との恋と日常を描いた青春グルアフィティ。
【花】ヒトリシズカ(一人静)
センリョウ科 チャラン属の多年草。写真を撮ったのが秋でしたので花は咲いてませんが春になると白いブラシ上の花が咲きます。
独りで静かに暮らす”ってイメージで今回載っけたんですが、名前の由来は吉野山で歌舞した”静御前”の美しさになぞらえたからだとか。”静御前”は源義経の子を産み、その子と引き離された悲劇の女性ですが決してソロだったわけではなさそうです。

この本を読んだ感想ですが”人生前期おひとりさま”仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か 仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か と”人生後期高齢単身者”に大きく分かれるんかな、って感じです。”人生前期おひとりさま”ってのは若い人達が結婚するのしないの、子供を産むのうまないのという話”人生後期高齢単身者”ってのは結婚せず、子供を持たずに高齢世代になった人、離婚や死別などので単身者になった人の話。同じ”独身”ではありますが実はそうとう色合いが違います。”独身=若い”、”独身=未婚”ってなテンプレな話じゃないってことのようです。まずは”人生前期おひとりさま”の話から。

〔”人生前期おひとりさま”の話〕

上記で”そこそこの年齢”って書きましたが、これってけっこう時代によって感覚違うんですな。1970年代ぐらいの本を読んでると”行き遅れ”、”オールドミス”なんてのが出てきます、今では完全なNGワードですが。で、これがいくつぐらいかというと感覚的には20代後半ぐらいだったでしょうか。29歳ぐらいだとそうとう焦りの様相が見えてきます(*2)。1980年にトップアイドルだった”山口百恵”が結婚したのが21歳でしたがめちゃくちゃ早いって感じでもなかったですね。1975年に発表された”22才の別れ”とういフォークソングは22才の彼女が彼氏の知らないところお嫁にいく曲ですがめちゃくちゃ早婚ってわけでもなかったですし。
これが現代だと、この歳で結婚したら相当な早婚って感じでしょうか。先日結婚を発表した武井咲が23歳。東京都にお住まいの超セレブなお嬢様が婚約したのが25歳。武井咲はデキ婚という事情があるにしても、お二方とも早婚ってイメージじゃないかと。アラサー世代はどうかというと、”東京タラレバ娘(仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か *4)”なんか読んでると33歳(原作)のお嬢様方が多少のあせりはあるものの、めちゃくちゃテンパってる感があるわけでもなさそうだし。
まあ、はっきり言って社会背景がこの数十年で相当変わってきてるんですな。年代別初婚年齢を見ると、1970年で男性 26.9歳、女性 24.2歳、1980年で同じく27.8歳、25.2歳、2014年で31.1歳、29.4歳。あくまで平均値なんで、それぞれバラツキ具合も違うんでしょうけど。
で、何が言いたいかつ~といくつで結婚するかなんて個人の勝手の上に社会背景が違うんだから、いくつだと結婚しているべきみたいなのにそれほどこだわる必要はないと。おぢさん世代から”オレが若い頃はお前の歳には結婚していた”とか、”結婚して、家庭を持ち、子供を育ててこそ一人前”みたいなお説教(結婚規範)をそんなに気にすることはないんじゃないかと。むしろ本書でも言及してますが、こういった”結婚したら幸せになれる”みたいなある種の宗教的な思い込みがむしろ問題だと。

仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か 「とりあえず結婚すればすべてうまくいく」かのごとき論調が繰り返されている
そこに私は、違和感とある種の恐怖を感じていた

ネット上では、なんの根拠もなく、「25歳までの早期結婚が幸せを呼ぶ」
などどいう記事が掲載されているのを目にするが、無責任すぎる

もうひとつ、本書で言及しているのは”女性の結婚動機(離婚も)として経済的理由が大部分を占める”との話。身も蓋もないと思われるかもしれませんが・・
結婚という観点でターニングポイントになっているのが”男女雇用機会均等法(1987年)”と時を同じくして発生したバブル景気。女性の社会進出を推し進めたこの法律とバブル景気で女性の収入が上昇したんですが、統計データとしては年収が高い女性ほど生涯未婚率が上がる(逆に男性は下がる)傾向にあるそうです(*4)。つまり仕事に生きがいを感じてバリバリ働いて金を稼ぐ女性ほど結婚しない傾向にあると。ですんで、今少子化高齢化対策として勧められている”女性活躍のための重点方針”が女性の希望や夢を実現させるのに有効でも少子化対策になるかというとどうなんだかな~、というのはまた別の話。

〔”人生後期高齢単身者”の話〕
実は本書を読んで根が深いと思ったのはこっちの話
上記の未婚者がそのまま歳をとっていくこともそうですが、離婚で独身に戻ることもあるります。男女の平均余命の差+夫婦の年齢差を考えると統計的には高齢女性が単身になる場合が多いし、夫が妻に先立たれることになれば同じく単身だし。
こっちはおぢさんの説教でどうにかなる話ではなく、本書で指摘しているように”ソロ充(*5)”つまり”ソロで生きる力”、精神的な自立をどう作るか

「ソロで生きる力」とは「精神的な自立」を意味するが、
自立とは何者にも依存しないということではない。
むしろ、依存することのできる多くのモノや人に囲まれて、
自ら能動的に選択し、自己決定できる人こそが「精神的自立」と解釈したい

これを読んで思い出したのが”海街diary”仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か 仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か でのエピソード
恋人だった海猫食堂のおばちゃん”幸子さん”を末期ガンで亡くした”仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か 仮想通貨-愚者の金(ゴールド)か未来の通貨か 山猫亭”の主人の福田さん。口は悪くて偏屈な関西人ですが、意外にいろんな人に慕われている人。突然、遺言状を作ると言いだして相談にのっているのが幸子さんの相続でいろいろ世話になった信用金庫の坂下さん(すず姉 佳乃さんの恋人)。福田さんの言葉

天涯孤独て気取ってみても そう簡単に人は独りっきりになれるわけやない
それは多分 ありがたういことなんやろな

孤立と孤独は別なものだ
あの人は孤独を好んではいるけれど 孤立してるわけじゃないからね

本書は独身の人のみならず、中高年の単身者、それと高齢単身者予備群(全ての人に可能性があります!)が一度は読んどいた方がいいかもの本です

《脚注》
(*1)標準世帯
総務省統計局の定義。”標準”が”あるべき姿”と誤解を招くという理由で最近は”モデル家族”というんだそうですが、この手の言い換えってなんだかな~~ ”夫は一生サラリーマン、妻は専業主婦で離婚しない”というライフコースは同じだそうですが、今やこんな人生は少数派だそうです(知恵蔵の解説より)
(*2)29歳ぐらいだとそうとう焦りの様相が見えてきます
水谷ミミが1979年に発表した”もうすぐ30”って曲があるんですが、これなんか29歳でもう”もうすぐ30! だんだんババァだ♪”と歌ってます。恐いもの見たさで聴いてみたい方はこちらをどうぞ
(*3)東京タラレバ娘(東村アキコ、講談社)
”あの時こうしてタラ・・”、”あそこでこうしてレバ・・”脚本家の鎌田倫子(33歳独身)は高校時代からの親友の香や小雪と焦りながらも”女子会”をを繰り返す毎日。そんな所に人気モデルのKEYが現れ・・・
第二巻のあとがきマンガで作者が友人から
マンガだとしても もうホラーマンガですよ コレ!!
と責められているシーンがあるんで、独身女性にとってはホラーマンガみたいです
(*4)生涯未婚率が上がる(逆に男性は下がる)傾向~
”生涯未婚率”とは日本の人口統計で”50歳になった時点で一度も結婚をしたことがない人の割合”を意味しますが、ずいぶん失礼な言い方じゃないかと。
(*5)ソロ充
言いだしっぺは恋人と破局したあとのしょこたんこと中川翔子
最近”ぼっち”っていう言葉を”ソロ活動”って言い換えると強くなれた気がする
毎日”ソロ充”してます

から。こう言う言い換えはとっても賛成です!

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