RSIとストキャスティクス
こんにちは。今回はテクニカルチャートをちょっと知る。第三弾です。
今回はストキャスティクスとRCIについて触れます。
テクニカルの分析って本当にたくさんあって自分は全部は知りません。はっきり言って投資で儲けるために、そんな知る必要もありません。
しかし近年は個人でも自動取引をしている人もいます。プログラムを組むなら、こう言ったチャート分析を知っていると作りやすいですね。また自動取引が増えているという事は、やはりテクニカルチャートをもとに動きやすくもなります。(高度なシステムを組んでいる場合はテクニカルだけでなくニュースや重要会議等の文書も判断の材料にしているようです。)たくさん知る必要はないけど、知っておくと得になる可能性はある、という何とも扱いづらいやつです。ではサクッと行きましょう。
ストキャスティクス
これは現在の株価は売られ過ぎか、買われ過ぎが判断するのによく使われます。
ちょっと細かく言うと、一定期間での最高値から最安値の範囲で現在の終値がどのあたりの位置にあるか見るものです。
このストキャスティクスはファスト、スローという2種類があります。テクニカル分析通りに株価が動かない「だまし」が起こりにくいと言われている、スローストキャスティクスのチャートを今回は見ていきます。
上の画像の下の段がスローストキャスティクスのチャートです。
左端に見づらいですが、%が書いてあります。この%が20〜30%以下は売られすぎ。70〜80%以上は買われすぎ、と言われています。
まず上の画像で紫色の線は%D、青の線が%SDと言われる線です。
今まで、このテクニカルチャートをちょっと知るシリーズを読んでいる方は、もうお判りかと思いますが、%Dが%SDを下から上へ抜ける時(ゴールデンクロス)に買い。逆に上から下へ抜ける時(デッドクロス)に売りです。
また売られすぎの範囲で、%Dが%SDが下から上へ抜けると比較的大きな上昇をしています。ということは買いです。
また逆の買われすぎの範囲で%Dが%SDを上から下へ抜けると比較的大きな下降をしています。ということは売りですね。
RCI
RCIはRank Correlation Indexの略です。ザックリ言うと株価の上がり始めや、下り始めのタイミングを見るための指標です。ではチャートを見てみましょう。
RCIも%で表示されています。0%を中心に+100〜-100の間で動きます。
上の画像で紫の線が短期線。青の線が中期線と言われます。
これも他のテクニカルと同様に短期線が中期線をゴールデンクロスする時に買い。デッドクロスする時に売りです。
RCIはトレンドの変わり目を見るのに有効なため、単純に中期線が-50%から上昇したり、+50%から下降する時にポジションを取ってもいいかもしれません。
今回は紹介を省きますが、トレードツールによっては長期線も表示することができます。短期線、中期線、長期線を組み合わせることで、さらに分析することもできます。
【2020/5/23】テクニカル分析の使い方(ローソク足、取引量、移動平均線、MACD、ストキャスティクス、ボリンジャーバンド、RSI)
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1987年、埼玉県生まれ。大学卒業後、大手広告会社「リクルート」にて不動産メディア「スーモ」(SUUMO)の運営に従事。 新卒で入社して現在まで、スーモのメディアづくりや、組織づくりに取り組む。 また、リクルートグループ内の部活動制度にて「大家部」を立ち上げ、部長を務める。不動産投資に関する情報交換や、物件見学のワークショップなどを行う。 入社2年目に新築一戸建ての広告を取り扱う部署に異動したことをきっかけに、個人でも新築一戸建てを購入。翌年に売却分野を担当したことをきっかけに、売却も経験。その後、新しい暮らし方を自ら体験したいと思い、東京都千代田区の神保町に中古のビルを1棟購入。 「弦本ビル」はコワーキングスペース、シェアオフィス、シェアハウス、飲食店が入居する複合ビルとなっており、20代を中心とした若手社会人や学生のやりたいことを実現する場所として注目を集め、3年間で延べ1万人以上の来場者を記録。 現在は家賃年収1,400万円を達成しながら、満室経営を続けている。 お金面とビジョン面の両立を大切にしており、モットーは「一人ひとりの可能性をもっと世の中に」。 会社員を続ける傍ら、学生時代に起業した会社とあわせて、現在は株式会社を2社経営。投資家として若手実業家の支援なども手がける。 セミナーなどでの講演も行い、日経新聞や不動産業界紙、書籍や雑誌、テレビなどでも多数の注目を集めている。 『超ど素人がはじめる不動産投資』(翔泳社)著者。
【バイナリーオプションでのストキャスティクス投資手法】設定からエントリーまで解説
トレード初心者
バイナリーオプションでのストキャスティクス基本解説
- ストキャスティクスとは何か?〜ストキャスティクスはどう使うの?
- RSIとの違いは?〜同じく過熱感を示すインジケーターとの違い
- MT4での設定方法〜実際に設定してみましょう!
ストキャスティクスとは?
ストキャスティクスは、 「売られすぎor買われすぎ」を数値で示すオシレーター系インジケーター の一つです。
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RSIとストキャスティクス
- 数値が20%以下→売られすぎ
- 数値が80%以上→買われすぎ
上記のように20%と80%を基準に 相場を分析 します。
- 3本のラインが 何を示し、相場に対してどう反応する のか?
- 2つのパターンは どのラインで構成され、相場に対してどう反応する のか?
トレード初心者
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RSIとストキャスティクス
- %K:(直近の終値-ローソク足X本分の最安値)÷(ローソク足X本分の最高値-ローソク足X本分の最安値)
- %D:%Kのローソク足Y本分の平均値
- %SD:%Dのローソク足Z本分の平均値
(X、Y、Z)はパラメーターで設定していくのですが、一般的には( 9、3、3 )が使われています。
相場に対して敏感に反応する順として、 「%K>%D>%SD」 と覚えておけばOKです。
- ファストストキャスティクス :%Kと%Dの組み合わせ
- スローストキャスティクス :%Dと%SDの組み合わせ
スローストキャスティクスは、 ファストストキャスティクスを平均化 しています。
相場に対して 敏感に反応する順 として「ファストストキャスティクス>スローストキャスティクス」と覚えておけばOKです。
ファストストキャスティクスは 反応が早くダマシが多い ので、最初はスローストキャスティクスがおすすめです。
RSIとの違い
ストキャスティクスは RSI と視覚的に似ており、よく比較されますが使い方・見方は異なります。
- 計算が違う
- ラインの数が違う
- エントリーポイントの見つけ方が違う
- RSI: 終値をベース RSIとストキャスティクス に計算
- ストキャスティクス: 高値・安値が計算式に含まれる
- RSI: 1本 のライン
- ストキャスティクス: 2本 のライン
- RSI:ラインが 基準値以上のゾーンに侵入 した時にエントリーを見極める
- ストキャスティクス:基準値以上に到達時・ 2本のラインのクロスポイント でエントリーを見極める
RSIとストキャスティクスの共通点は、「 ラインを用いて相場の過熱感を示すオシレーター系インジケーター 」であることで、実際の使い方は異なります。
MT4での設定方法
- %K期間: ローソク足何本分 を計算に用いるか?
- %D期間:何本分の %Kを計算に用いる か?
- スローイング:何本分の %Dを計算に用いる か?
- %K期間・・・9
- %D期間・・・3
- スローイング・・・3
- 移動平均線の種別・・・Simple
ストキャスティクスを使ったエントリータイミング
- 買われすぎ、売られすぎからの逆張り手法
- ダイバージェンスでの逆張り手法
- ゴールデンクロスとデッドクロス
買われすぎ、売られすぎからの逆張り手法
◯の箇所は、ストキャスティクスが20%を下回り「売られすぎ」と判断したところで、逆張りのHIGHエントリーをしたポイントです。
【FXのテクニカル分析】ダマシに引っかからない!?ストキャスティクスの使い方についてまとめてみた
FXのテクニカル分析
ストキャスティクス
ストキャスティクスとは
・ストキャスティクスが20%以下が買い
・ストキャスティクスが80%以上が売り
・一度20%以下になった後に戻ってきたところで買い
・一度80%以上になった後に落ちてきたところで売り
ストキャスティクスの計算式
%K = (現在値-過去のローソク足X本分の安値)÷(過去のローソク足X本分の高値-過去のローソク足X本分の安値)×100
%D =(現在値-過去のローソク足X本分の安値)の過去Y本分合計÷(過去のローソク足X本分の高値-過去のローソク足X本分の安値)の過去Y本分合計×100
%SD = %DのZ本単純移動平均線
ストキャスティクスの構成要素
ストキャスティクスの構成要素1:%K
ストキャスティクスの構成要素2:%D
ストキャスティクスの構成要素3:Slow(スロー)%D
ストキャスティクスのパラメーター
基本的にデフォルトでは『14・3・3』が一般的ですが、
その他にも『9・3・3』、『5・3・3』などは使用されます。
ストキャスティクスとRSIの違い
ストキャスティクスを使った実践的なFXトレード
3つのサインのサインから分析
ゴールデンクロス・デッドクロス
ダイバージェンス
ストキャスティクスは実は相場の強さを表している!?
FX-EA System Projectでは、
もしFX-EA System Projectに興味があれば
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7つ同時のテクニカル分析 移動平均、MACD、ストキャスティクス、ボリンジャーバンド、RSI
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