「レバレッジ」とは経済用語で、 少ない資本を元手として、大きな額の資本を扱うこと です。
「レバレッジ」の意味とは?使い方から英語まで例文付きで解説
言葉
☆「レバレッジ」をざっくり言うと……
英語表記 | レバレッジ(leverage) |
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意味 | 少ない資本をもとにして多額の資本を動かすこと |
語源 | 英語で「てこ」を表す”lever”より |
例 | 信用取引におけるレバレッジ、財務レバレッジ |
「レバレッジ」とは?
「レバレッジ」をの意味を詳しく
「レバレッジ」とは経済用語で、 少ない資本を元手として、大きな額の資本を扱うこと です。
信用取引における「レバレッジ」
株取引やFXなどで信用取引を行うこと を、「レバレッジをかける」と言います。
つまり、株取引において 「レバレッジ」をかけることはハイリスクハイリターン なのです。
財務面での「レバレッジ」
そのため、投資を行う際には単純な利益の大きさだけでなく、 本来の資本よりどれだけ多くの資本を企業が運用しているのかという指標 が必要になります。それが「財務レバレッジ」です。
総資本 とは、会社の持つ資本全体のことで、銀行など他人から借りている 他者資本 と、自社で持つ 自己資本 の和で表されます。
「財務レバレッジ」が低いほど、資本全体における自己資本の比率が高いということです。「財務レバレッジ」が低い会社は、 財務状況が安定しており、株主も高い配当を得る ことができます。
一方「財務レバレッジ」が高い会社は、資本の多くを他人の資本で補っています。そうすることで 事業拡大に繋がり、より効率的な経営 ができます。市場が成長している場合など、費用をかけることで大きな成長が見込める場合は、「レバレッジ」を利用する意義が高いと言えます。
「レバレッジ」の使い方
- レバレッジ を利用して、株で大儲けを狙う。
- 財務 レバレッジ の値を見て企業の財務状況を判断する。
「レバレッジ」の語源
「レバレッジ」は、英語で「てこ」を表す ”lever” から来ています。
「 てこの原理 」という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。「てこの原理」を応用して道具を使うことで、重いものでも簡単に持ち上げることができます。
「レバレッジをかける」とは?その意味と効果・リスクをわかりやすく解説。
家三郎
今回のコンテンツでは「 レバレッジをかける レバレッジの意味を分かりやすく解説 」とはどういうことなのか?
「レバレッジをかける」の意味とその効果とは?
「 レバレッジ 」とは英語で「leverage」という綴りとなっています。
家三郎
「梃子(てこ)」の作用を表していることがわかります。
「テコ」いう言葉から分かる通り、実態以上の力を出すということを示します。
家三郎
500万円で同じ10%の年率で投資をすれば50万円の利益が返ってきます。 レバレッジの意味を分かりやすく解説
5%の金利で借りていれば、25万円を貸主に、25万円を自分に分配することになります。
家三郎
株式投資におけるレバレッジ
株式の信用取引は証券会社に「証拠金」を入金します。
家三郎
「レバレッジ取引」でメジャーなのは株式投資の信用取引も然りです。
しかし実は「FX」におけるレバレッジが投資においては、その金額規模から最も注目されている取引なのです。
投資信託におけるレバレッジ
投資信託にも「レバレッジ型」の投資信託というものが存在しています。
例えば日経平均「ダブル ブル 」「ダブル ベア 」といった投資信託で、近年人気ランキング上位になっています。
信太郎
FXにおけるレバレッジ
家三郎
例えば、FXで100万円の自己資金で、「1USD=100円」の時に1万ドルを購入したとします。
「1USD=100円」が「1USD=110円」になると利益はいくらでしょうか。
家三郎
そして、「1USD=100円」の時に10万ドルを購入します。
「1USD=100円」が「1USD=110円」になると利益はいくらでしょうか。
家三郎
家三郎
家三郎
家三郎
金融庁は2018年春にも外国為替証拠金取引(FX)の規制を強化する方針だ。個人投資家が預けたお金の何倍まで取引できるかを示す証拠金倍率(レバレッジ)を、 現行の25倍から10倍に引き下げることを検討する。 外国為替相場が急変動した際、個人投資家や業者が想定を超える損失を抱えるリスクを減らす。
(引用:日経新聞「FX規制強化へ 金融庁、証拠金倍率10倍に下げ 」)
家三郎
秀次郎
家三郎
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